父が亡くなりました。
父は自宅のほかに、いくつか不動産を所有していたようですが、番地などの正確な所在が分かりません。
「固定資産税納税通知書」や「名寄帳」で所有不動産を確認します。
まずは「固定資産納税通知書」があるかどうか確認してください。
これには固定資産税の課税対象となる不動産が、一覧となって評価額とともに記載されています。
ただし、固定資産税のかからない非課税の不動産は確認できないため、さらに市役所等で「名寄帳」という書類を取り寄せる必要があります。これで、私道などの共有の道路もあわせて確認することができます。
今回の場合、当事務所で評価証明書及び名寄帳を収集・調査し、さらに不動産の登記情報を確認して、お父様名義に不動産を特定することができました。
その結果、自宅以外にご実家の土地と建物、道路の共有持分、またいくつかの山林等がお父様の名義であることが分かりました。